データベースを扱う準備
リポジトリの準備
なろう講習会 in Rust のバックエンド用のテンプレートリポジトリ、https://github.com/traP-jp/naro-rs-template-backend を使います。リンクから GitHub のリポジトリにアクセスしてください。右上の「Use this template」と書かれたボタンをクリックし、「Create a new repository」から自分のアカウントにリポジトリを作ります。リポジトリ名はnaro-rs-backend
など適当なものにしましょう。
これができたら自分の手元にリポジトリをクローンし、cd
コマンドでクローンしたリポジトリを開きましょう。
データベースを立ち上げる
この講習会では、「Docker」と呼ばれるコンテナ型仮想環境に MariaDB を載せて使います。Docker は開発でよく使う便利なものですが、今は理解できなくても大丈夫です。インストールした「Docker Desktop」を立ち上げてください。これ以降もデータベースを使う作業をする際は必ず「Docker Desktop」を立ち上げてください。
「Docker Desktop」を立ち上げたあと、ターミナルで task up
を実行してください。これによってデータベースが起動します。
次に task db
を実行しましょう。MariaDB が動いている Docker コンテナの中に入ることができます。
この状態で mysql -u root -p
と入力するとパスワードを求められます。「password
」と入力してください。このとき、入力した文字は表示されないので注意してください。下の画像のように mysql>
と表示されたら成功です。 mysql -u root -p
は、「MySQL をroot
というユーザーで使うためにパスワードを使ってログインする」という意味のコマンドです。パスワードをつなげてmysql -u root -ppassword
ともできます。
MySQL にログイン出来たら、スクリーンショットを講習会チャンネルに投稿しましょう。
exit
を 1 回入力するとデータベースから抜けることができ、もう 1 回exit
を入力するとコンテナから抜けて戻ってくることができます。task down
をターミナルに入力するとデータベースを停止できます。
WARNING
これからはさまざまな場所でコマンドを入力することになります。どこで入力すべきか混乱しないようにしましょう。この資料では以下のような表記をします。
- 普通のターミナル(PC から起動して最初に出てくるやつ)
$ ~~~
- Docker のターミナル(
task db
を実行すると出てくるやつ)
/# ~~~
- MySQL でのコマンド(Docker のターミナルで
mysql -u root
をするとでてくるやつ)
mysql> ~~~
打ち間違いを防ぐためにコマンドのコピーをお勧めしますが、右のコピーボタンからコピーする際は、最初の記号も含めてコピーされるので注意してください。